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奈良時代の寺院跡です。現在、塔心礎と金堂跡とみられる基壇が残っています。塔心礎の径は2.2m、中央に直径68cm、深さ13cmの柱穴があり、遺物は瓦類が知られています。
8世紀建立された天神野台地上に立地する古代寺院跡。享保19年(1734)の記録に礎石建物等4棟がみえ、伽藍の整った寺院でしたが、現在は塔基壇と心礎が残っているだけです。
伯耆国の中心であった倉吉と八橋を結ぶ奈良時代からの街道。かの伊能忠敬もこの街道を実測しており、当時の道筋が200年たった今もなお残っている。国の夢街道モデル地区にも認定された風情ある街道として残っている。
1760(宝暦10)年建築の倉吉市に現存する最古の町屋建物です。「淀屋」の屋号をもつ牧田家は倉吉を代表する商家で、淀屋橋で有名な大阪の豪商「淀屋」と密接な関係を持っていたといわれています。
明治41年に国立第三銀行倉吉支店として建てられた擬洋風建築。天井の飾りや階段などの建具が建築当初のまま残されています。建物全体の保存状態も良好で、山陰地方に現存する土蔵造り銀行建築の中で最も優れたものと評価されています。建物内は、地元の食材を使った町の洋食屋。
主屋は天保14年に建てられた造り酒屋。格子や軒のデザイン,店の小屋組を生かした空間など,倉吉の町屋の特徴をよく表す造りとなっている。試飲・酒造見学もできます。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された玉川周辺の白壁土蔵群。江戸後期から昭和初期の建物が多く、その町並みの景観は本町通りの商家を主体とする景観と、玉川沿いの土蔵を主体とする景観と大きく2つに分かれる。その町並みから山陰の「小京都」とも呼ばれ、周辺には酒蔵や醤油蔵が多く、かおり風景百選(酒と醤油のかおる倉吉白壁土蔵群)にも選定されている。黒い焼杉板、白い漆喰壁、赤い石州瓦という手法は統一的で美しい風景。
神社は伯耆の二宮と言われています。シイ、タブノキ、ツバキなどの高木、亜高木、中低木と美しい三段林叢を形成しています。
打吹公園は山陰随一の桜の名所。春になると、多種多数のさくらやツツジが咲き、多くの観光客でにぎわいます。
山の中にある神秘的な滝。段々になった岩肌を白糸のごとく流れ落ちる様がとても美しい。滝の周辺や参道にはいくつもの不動明王が祀られており、滝口にある不動明王からは、噴水のように水が噴き出している。息をのむほど厳かな空気が漂っています。