日光植物園
栃木県日光市花石町1842
東京大学大学院理学系研究科附属植物園の分園です。高山植物や寒冷地の植物の研究と教育を主な目的に、1902年(明治35年)に東照宮付近に開設され、1911年(明治44年)に現在地へ移転しました。その後、旧田母沢御用邸の一部や近接地が加えられ、現在の面積104,850m2(31,717坪)になりました。日本の高山並びに温帯から亜寒帯に生育する種類、及びそれらに関係の深い外国の種類も集められています。自生のものも含めると、シダ植物約130種、裸子植物約70種、被子植物約2,000種が生育しています。木本では、特に日本の温帯に種類の多いカエデ属、サクラ属、ツツジ属の植物が多数集められています。草本は林内や林縁に植え込まれていますが、特殊な生育環境を必要とする種は、ロックガーデン(高山植物園)、ボッグガーデン(湿原植物園)にて栽培されています。