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結城豊太郎(元蔵相・日本銀行総裁)が私財を投じて別邸とこの門を移築し、万巻の蔵書等と共に郷里の赤湯町(当時)に寄贈。昭和10年(1936年)に町立図書館「臨雲文庫」として開庫。本門は長屋門であり、元々は薩摩藩御隠居屋敷表門と推定。
高さ257cm、基部の幅81.8cm。正元元年(1259年)の銘は県内最古で、全国的にも古いもの。(鎌倉時代)
高さ約1.2m、六面幢は六地蔵とも呼ばれる六角柱状の笠仏。嘉慶三年(1389年、同年改元して康応元年)は、北朝の年号であり、南北朝の争いの中、当地が北朝側であったことを示す。
龍雲院寺域の北東方向の裏山斜面に立ち、高さ260cm。嘉暦二年(1327年)の銘は、県内でも比較的古いもの。
高さ1.7mの板碑。
別名「若王子」ともよばれ、銅板茸で素木造り、一間社流造である。
高さ約4m、横約6mの自然の崖面に彫られた板碑15基の内、上段の5基である。永仁二年(1294年)銘がある。
素木造り、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)である。小さい祠ではあるが、細部装飾の手法は優秀である。
慶海桜、眺陽桜、両方とも高台の公園にある樹齢100年余のシダレザクラの大木。“眺陽”は市内を一望できることから命名。
赤湯温泉街を一望する高台にあり、ソメイヨシノやシダレザクラなど一千本の桜が咲き競う。日本のさくら名所百選の地。