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西の足摺岬といわれる叶崎は恋の岬でもある。
紺碧の海が広がる太平洋に突き出た足摺岬。展望台からは270度以上の視界が広がり、地球の丸さを実感できる。
竜串周辺を訪れた弘法大師が、この景勝地を見落としていったことから「見残し」の名がついたと言われている。展望台からの眺めはため息が出るほどの美しさ。
足摺岬近くの天狗の鼻に黄色い花が一面に咲く。
天狗の鼻を出て少し下った山の斜面にビロウの自生地がある。ビロウは亜熱帯植物で高知にあるものが北限とされている。ビロウはヤシ科の植物で葉は大型で径1mもあり、葉柄も1mと大きい。
周囲12m,高さ8mからの四方に数十本の枝を出し,東西40m,南北30mの広がりをみせる。
足摺岬一帯は、ヤブツバキをはじめタブノキ、ウバメガシなどが茂り、断崖とは対照的に穏やかな風景をみせる。ヤブツバキがトンネルをつくる遊歩道は灯台を中心に設けられ、道を彩る散り椿も美しい。一帯には15万本ものヤブツバキが茂り、見事な景観を呈している。
足摺岬先端一面に咲く。展望所からのながめは最高。
3000〜8000年前の砂岩からなる浸食台地で怪岩奇岩の景勝地として有名。長い年月を経て浸食され、岩肌に自然が織りなす不可思議な造形美を見せている。