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明治33年(1900)の大火で多くの巨木が失なわれたが,武家屋敷を中心とした町内各地にある樹齢100年以上のシダレザクラは昭和49年10月9日,国の天然記念物に指定されている。一方,桧木内(ひのきない)川堤のソメイヨシノも,昭和50年,名勝に指定されており,4月下旬から5月上旬にかけて2kmにわたって桜のトンネルをつくる。
古い建物と現代とが違和感なく溶けあう武家屋敷。町を一望できる古城山に立つと,防火帯としてもうけられた火除けと呼ばれる広場を境に、内町(武士の町)、外町(商人の町)が画然と区別されている。古城山、桧木内川の清流、古木による緑、街路の配置などは“みちのくの小京都”の名に恥じない。
国の名勝に指定されている、ソメイヨシノ約400本が2kmに渡り見事な桜並木をつくる。昭和9年、堤防完成と現天皇の誕生を記念して植樹。
角館に現存する武家屋敷のうち最古であるとされる石黒家は,道路に面してはのぞき窓のある黒板塀をめぐらす。屋敷内には樹令200年の枝垂桜と推定樹令240年のモミなどの古樹が茂り,武家屋敷のシンボルとなっている。
武家屋敷の並ぶ道の両側に,樹齢300年以上のものもある。152本が国の天然記念物に指定。
東北の耶馬渓と称される名渓谷。両岸には垂直の断崖,回顧の滝をはじめとする大小の滝,マツ・サクラ・カエデ等の混生林で被われる。遊歩道を散策しながら、新緑から紅葉まで楽しめる。河原での水遊びやなべっこも格別。
抱返り渓谷の見どころ。渓谷入口より1.5kmの地点にある。
田沢湖抱返り自然公園に隣接しており,原始景観がよく保存されている。
運動広場、つつじ、桜,釣り、遊歩道、ザイルクライミング、スカイロープ、ブランコ等、63mの浮橋、人工滝、休憩所
松本運七氏の窯跡,県指定昭和37年2月。