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萩市街の北約45kmの日本海に浮かぶ孤島。面積約7.8平方km。ジーコンボ古墳群や笠石遺物などが島のいたるところに残っている。見島牛産地・カメ生息地が国の天然記念物に指定されている。玄武岩台地の火山島で、標高180mのイクラゲ山がある。周囲はほとんど海食崖をめぐらしている。島内の水田帯は砂州でふさがれた潟湖が陸化した沖積低地である。
北長門海岸国定公園内にある萩市北部の白砂の海岸です。砂浜からは、国指定史跡萩城跡、沖合いには笠山や、大島・相島など多くの島々を眺めることができます。日本の夕陽百選にも選ばれるほどのすばらしい景観をお楽しみいただけます。夏には海水浴が楽しめます。
市の北に伸びた半島笠山の最先端。ヤブ椿が群生。
佐々並川の支流長瀬川から宮の川に至る山崖の渓谷。新緑・紅葉の映える景勝地です。この滝の滝つぼは雨乞い淵と呼ばれ、村里が干ばつになったとき、この滝つぼの水を汲み出し、わらを焚いて天に祈願していたといいます。現在周囲に遊歩道が整備され、気軽な散歩道として親しまれています。
その昔、狩りを楽しんで帰城の途中の殿様が滝のそばで美しい一人の娘が横笛を吹いているのを見つけ心を奪われ、思わず持っていた扇を滝壺の中へ落したことから名付けられたという滝です。落差が20mあります。
明神池は大小三つの池からなり、周囲のよう岩の割れ目から、海水が干満に応じて出入する塩水湖。数種の海魚が生息し、天然水族館として魚類の生態を観察する絶好の場所となっています。
遠くから見ると笠の形をしているので「笠山」の名があります。頂上までドライブウェイがあり、頂上からの日本海とそれに浮かぶ島々を望むことができます。日本海に突出した陸繋島をなす玄武岩類からなる成層火山で、60mの火山台地の上に噴火口があり、火山丘には小規模ながら完全な形の火口が残っています。世界で2番目に小さい活火山で、山中は寒暖地性の植物が混生し学術上高い価値があります。
指月山は標高143m、花こう岩でできた小さな丘です。防長二州に封ぜられた毛利氏はこの山麓を埋め立てて築城しました。それ以後森林は城内林として保護され、今日に至っており、温暖帯照葉樹林として全国でもまれな森林となっています。
萩漁港に隣接し、活気あふれる市場の雰囲気の中で鮮魚や水産加工品、地元産の野菜・果物などのショッピングが楽しめます。水槽で泳ぐイカや萩の背つきアジ、生ウニ、サザエ、アワビなど漁港直送の味は宅配も可能で、塩ウニや蒲鉾、干物なども産地ならではの価格と品揃えです。オープンカフェのあるベーカリーや地酒・菓子が揃ったみやげ物店もあります。レストラン「浜料理がんがん」と「維新亭」はいずれも鮮魚を生かしたメニューが充実しています。
吉田松陰と出会う、維新のふるさと萩の表玄関