全日本の観光地へ
日光山内と奥日光を結ぶ急坂で、上り専用の第2いろは坂と下り専用の第1いろは坂がある。古くは男体山や中禅寺への登拝者が通っていた道で、明治初期までは女人牛馬禁制だった。カーブが48ヶ所あることから、昭和初期にいろは坂と呼ばれるようになったが、道路改修により一時カーブの数が増減した。現在は元の48ヶ所に戻っている。
平成12年に記念公園としてオープン。現存する本邸建物は明治、大正期に建てられた御用邸の中で最も大規模な木造建築物。終戦までは皇室の別荘として使用されていた。御座所、謁見所、寝室なども見学できる。
「長崎グラバー邸」で知られるトーマス・グラバー、神戸北野の「ハンター通り」に名を残すハンス・ハンターのかつての別荘地跡を公園に整備。当時の石製の暖炉と煙突がそのまま残っている。公園の専門家からも評判の高い素敵な設計と最高のロケーション。
中禅寺湖畔の豊かな自然や、国際避暑地の歴史とのふれあいが楽しめる公園。園内の建物は、昭和3年にイタリア大使館の別荘として建てられ、平成9年まで歴代の大使が使用していたものです。本邸は床板や建具、家具等をできる限り再利用して復元し、副邸は往時の歴史を紹介する「国際避暑地歴史館」として整備されました。
池の周囲を散策できる東西に細長い庭園で、また、男体山を遠望できる借景庭園にもなっている。池の中央には、中島があり、板と石の二つの橋がかかっている。出島の枯滝組や、東部の巨石を混ぜた滝石組が豪壮な趣をなしている。
日光山開山の祖、勝道上人が刻んだという十一面千手観音菩薩が祀られている。観音像は胴体部分が根がついたままの立木の状態で彫られたことから立木観音と呼ばれている。明治35年大山津波で中禅寺湖に沈んだが、奇跡的に浮き上がり引き上げられた。
徳川家康の霊をまつる。陽明門に代表される華やかな建築物は,神仏混合の様式で他に類をみない。
男体山の山頂にある奥宮と日光山内にある二荒山神社本社の中間にあるため、中宮祠と呼ばれている。本殿、唐門、拝殿など重要文化財指定の主要建造物の他にも数多くの建造物があり、本殿右側に山頂奥宮への登拝門がある。
勝道上人の開基という日光で最も古い寺。日光山中一の大伽藍を配し,三仏堂は一山15院の総本山。
男体山の神と女峰山の神をまつる二荒山信仰の本社。国宝,重要文化財の寺宝は中宮祠宝物館に展示。