全日本の観光地へ
大正4年に大正天皇御即位大典の記念に最上川両岸(長井大橋〜長井橋)約2kmにわたって約300本のソメイヨシノが植えられ、「千本桜」「土手の桜」としてしたしまれてきた。樹齢約100年の見事な桜並木。付近には梅林もあり、フットパスコースとともに開花の時期には多くの観光客で賑わいます。
あやめ公園は、明治43年に野生のあやめ(花菖蒲)を植えて茶店を開いたのが始まり。3.3hの広さに500種100万本のあやめが咲き誇り、園内には「長井古種」と呼ばれる全国的にも大変珍しいあやめが大切に育成されています。あやめまつり期間内はイベントを多数開催し毎年多くの観光客で賑わいます。
朝日連峰を望む丘陵地、外田山公園の桜300本。最上川の両岸、外田山西麓から上流2kmにわたる桜並木300本。春には、この一帯の桜がいっせいに開花し、咲き乱れる。見頃は4月下旬。
伊佐沢小学校の校庭に隣接する場所に、樹齢約1,200年といわれるエドヒガンザクラで国の天然記念物に指定されている「伊佐沢の久保桜」があります。日本の桜の三大巨樹の1つで征夷大将軍坂上田村麻呂と土豪の娘お玉との悲恋伝説が残されています。江戸時代の後期には枝が4反にも及んでいた事から「四反桜(よんたんざくら)」の名でも親しまれていた。今では約50本の支柱に支えられて大枝を四方に張り、春には見事な花を咲かせる。
樹齢1200年の国指定天然記念物のエドヒガンザクラ。地元では春の農作業の種まき時に桜が開花するので「種まき桜」とも呼んで親しまれている。坂上田村麻呂が蝦夷平定の戦勝記念に植えた桜の一つとされ、また伊達政宗の逸話の伝わる。人里に植えられた桜としては日本で最大級の桜。
葉山神社境内にある樹齢約150年ほどのシダレザクラの巨木。「日本三十三枝垂(しだれ)桜」のひとつに数えられており、毎年薄紅色の美しい花を咲かせる。
はぎ公園はあやめ公園の外園といわれ、あやめ公園の北、野川の川向いにある約0.6ヘクタールの日本風の静かな公園です。約15種類のはぎが8月下旬から9月にかけて白や紫などの花を咲かせます。公園には、はぎだけでなく、あやめ、つつじ、もみじ、ばら、竹、杉、檜などが植えられ、春から秋にかけて公園内が花や新緑、紅葉などで包まれます。現在ははぎ苑で公園を管理していますので、はぎ苑のフロントに一声かけていただければ、無料で見学できます。
園内には、樹齢約750年を誇る古木の「七兵衛つつじ」をはじめ、約3000株余りの琉球種の白つつじが咲き誇る。満開の時期には雪が降り積もったかのような一面純白の見事な風景が広がります。
日本三大急流の一つである最上川の支流、置賜野川の源流。上流の長井ダムと木地山ダムの中間ごろから国有林と民有林との峰づたいに歩いて約1時間30分の所に秘境「野川渓谷・三淵(みふち)」がある。川幅1.5〜3m、水深5〜10m、両岸は岩石で高さ50〜60mの絶壁。美しい景観には思わず心を奪われ、紅葉の季節には山全体が茜色に染まり、山間をぬうように流れる野川がひときわ美しく映える。
最上川支流の置賜野川の上流に位置し、洪水調節やかんがい、発電を目的に山形県が建設。昭和36年に竣工。中空重力式コンクリートダム。堤高46m、堤長168.2m、堤体積62,000㎥、総貯水容量8,200,000㎥。長井ダムからの県道は道幅が狭いので通行時には十分ご注意ください。ダム湖から祝瓶山が望め、秋には紅葉が湖畔を彩ります。イワナ・ヤマメ釣りなども楽しめます。