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初期伊万里、輸出伊万里など、江戸期の有田磁器全般と、古窯跡の陶磁片類を展示。展示点数400点。
九州各地の古陶磁と現代作家の作品を体系的に展示。中でも輸出伊万里101点を一堂に展示した蒲原コレクションは圧巻。他に陶片類や製作技法も紹介。展示点数1,300(常設)点。
深川製磁創業以来の宮内庁御用達品・古伊万里の展示。展示点数200点。
解体した登り窯のレンガや窯道具などの廃材を塀に利用したもので,通りに独特の雰囲気をかもしだしている。泉山地区から大樽地区にかけて見られるが、特に辻精磁社前のトンバイ塀は長い。
有田焼の発展を支えてきた先人の偉業をしのびトンバイ材による記念碑を建立(有田焼創業350年を記念して建立)すぐ近くには陶祖李参平が発見した「泉山磁石場」や「有田町歴史民俗資料館」があります。
有田町とドイツ連邦共和国(マイセン市)の友好の絆として贈られたもので、九州陶磁文化館中庭にあります。
1象徴派詩人蒲原有明作(父は佐賀県白石町須古出身)2代表作「有田皿山にて」明治41年病を得た有明が妻、喜美子の実家、有田町蔵宿の酒造業西山家を訪ねた折、有田の町並みを散策してこの詩想を得た、哀愁と倦怠をかもし出す詩は当時の有田皿山を見事にうたっている。詩の一部分が有田陶磁美術館の壁面に陶板で埋め込んである。
日本で初めて磁器の焼成に成功したと言われている李参平を陶祖とし,大正6年,有田焼創業300年を記念して建立された石碑。陶山神社の駐車場から少し山道を歩いて長い階段を上ったところにある。石碑からは有田の町が一望できる。
25個の磁器鐘は,有田町と姉妹都市のマイセン市にある国立マイセン製陶所で製作されドイツ連邦共和国から贈られたもの(マイセン鐘演奏曲-16曲)で毎正時になると鐘が打ち鳴らされ、町に響き渡ります。
その熟した実に赤色のヒントを得たという言い伝えの残る柿の木や、かつて窯を焚く燃料に使われた松の古木が、窯の歴史を物語る。敷地内の古陶磁参考館には、古窯跡から出土した陶片や伝来の型、14代に至るまでの作品がずらりと並び、柿右衛門様式の変遷が見えるようである。展示販売も行っている。