全日本の観光地へ
江戸時代には庄屋として栄え、明治時代に酒造業を営んだ横尾家の酒蔵を利用した歴史資料館。縄文時代から近代に至るまでの東根市の歴史がわかる貴重な資料が、多数展示されている。また地元出身の画家・柏倉清助が寄贈した、約80点にもおよぶ絵画作品を保有、随時展示を行っている。石だたみを散歩しよう。
2001年1月、生活情報・交流・教育・健康・ビジネス・交通関連の各施設が集まった複合ビル「霞城セントラル」がオープン。24階建ての館内にはホテルや飲食店、県の観光情報センター、6館からなるマルチコンプレックスシアターなど、様々な施設が入っている。最上階には空中回廊があり市内を一望できる。
18世紀後半に江戸の歌舞伎役者によって伝えられている。後継者不足や衣装の破損などで一時上演が中断されていたが、1972年に東京の歌舞伎役者から衣装や小道具が寄贈され、同年保存会が結成された。1974年には村の文化財第1号に指定、それ以来、毎年7月第1日曜に中央公民館で公演が行われている。
1841年の開窯以来5代に渡って守られてきた伝統ある窯。出羽の雪のかげりの色と言われるなまこ釉をはじめ、鉄釉やそば釉といった家伝の釉を使っているのが特徴だ。湯呑みやぐい呑み、一輪挿しなどが人気。陶芸教室(粘土1kg1500円・小中学生500g750円)や絵付け体験(500円〜)も開催。
見渡す限りの田園地帯の真ん中にある日帰り温泉施設。雄大な自然を感じながら入る露天風呂、サウナやジャクジー、寝湯など多彩なお湯を200円という低料金で楽しめるのも人気の秘密。ナトリウム塩化物温泉で、切り傷ややけど、慢性皮膚病など様々な症状に効能があるといわれ、大勢の人で賑わっている。
千歳山の麓に広がる平清水地区は、約200年の歴史を持つ平清水焼きの窯元が点在する陶芸の里。今も伝統を守り続ける6つの窯元のひとつ、七右エ門窯は、昔ながらの青みがかった梨肌が特徴の梨青磁や、つや消しの上ぐすりを使用した陶器が人気。花瓶やコーヒーカップ、茶碗などが手頃な値段で購入できる。
「よく学び、よく遊べ」との願いを込めて名付けられたこの施設は、県立図書館や生涯学習センター、男女共同参画センターを併設、多くの県民に親しまれている。生涯学習センターには山形の自然や歴史を学べる情報コーナーや研修室、ギャラリーなどもあり、団体やグループはもちろん個人でも幅広く活用できる。
地酒やワイン、こけしなどの民芸品、銘菓や漬物など、山形県各地の名産品が豊富に揃う。果物や野菜の直売コーナーでは旬の味を割安で販売、休日はもちろん平日も賑わっている。また敷地内にある食事処「三味会席」では、山菜、扶、こんにゃくの会席料理(各2500円〜)があり、山形の味を堪能できる。
山寺の東に広がる面白山高原。冬には県内外のスキーヤーで賑わうゲレンデ、8月下旬〜10月は一面コスモスが咲き誇り美しい姿をみせる。ここから山寺方面へ15分程歩くと、紅葉川渓谷への入口。約2時間のハイキングコースで雄大な自然を満喫しよう。途中吊り橋やごつごつした石もあるので、歩きやすい服装で。
四季の移り変わりを感じながら、100%源泉の露天風呂が楽しめる天神の湯。ここのお湯は石膏芒硝泉という日本でも珍しい泉質。美肌効果が大きく、飲んでは肥満症や慢性便秘に効能があるといわれている。山形名物玉こんにゃく(1本100円)や地元産の梅干なども販売している。温泉湯の全国発送もOK。