全日本の観光地へ
本名は「小杉の大杉(曲川の大杉)」。根回り6・3m、高さ20mもある大木だ。少し離れたところからの眺めがアニメの「トトロ」に似ていることから、鮭川村の人気スポットに。芯が2本あることから夫婦杉、縁結びの杉とも呼ばれ、夫婦で手をつないで杉の根元で休むと子宝が授かるという言い伝えもある。
木造旅館が立ち並ぶ銀山温泉は、江戸初期、大銀山として名を馳せた延沢銀山のあった場所。その銀坑洞と銀山川の周囲を含めた自然公園が白銀公園。渓流沿いに約50分の散策コースが整い、夏の納涼には最適。轟音をあげる白銀の滝で憩い、銀坑洞の寒いくらいの冷気に肌をさらせば日頃のストレスも解消されそう。
「おしん」で有名になった銀山温泉。ここで「おしん」に出てくるこけしのモデルを製作した職人が伊豆さん。世界中で放映されている「おしん」を見て、海外からもお客がやってくるという。注文に応じて製造する、赤ん坊と同じ身長・体重の『誕生こけし』も人気。十分一番所跡地の工芸館では作業を見学できる。
約1100年前、修行のために山深く入った行者が不動尊のお告げによって発見したといわれる温泉。最上川の源流の秘境に湧いており、川に面した男女別の露天風呂は、目の前に木々が迫り野趣満点で、新緑と紅葉の名所。ナトリウムとカルシウムを含む硫黄泉は胃腸病、高血圧症などによいと言われている。
1千年以上も前に万葉の歌人、小野小町によって開湯されたと伝えられている小野川温泉。足を怪我した伊達政宗がここで傷を癒したという記録が残るほど、傷によく効くと言われている。また、美肌の湯として女性にも人気。温泉街の中央にある共同浴場「尼湯」は、町の老若男女が集う憩いの場にもなっている。
日本海海岸から鳥海山5合目まで延びる、景観抜群の道路。5月〜6月に新緑、7月中旬〜8月上旬に高山植物、10月に一面の紅葉が見られる。山腹にある国民宿舎、大平山荘の鹿公園で、10月初旬に行われる神鹿角切祭では、豪華景品が当たる抽選会を開催。大平山荘からは、美しい夕陽と満天の星空が望める。
名水の里で有名な、八幡町の天然温泉。寝湯やジェットバス、サウナ等のほか、まるで庭園のような露天風呂が人気。四季折々の景観を楽しみながら入浴できる。大広間や個室休憩室(2時間1050円)、カラオケルーム(1時間1050円)があり、宴会もOK。100リットル105円で温泉の販売もしている。
毎年2月15日・17日に日枝神社にて上演、奉納される黒森歌舞伎。享保年間(1716年〜1735年)より、この地区の農民達によって伝承されてきた芝居だ。演目はすべて古典歌舞伎で、黒森独特のものもある。本狂言や黒森小学校児童による少年歌舞伎では見事なせりふ回しが見られ、桟敷からは歓声が上がる。
広大な公園「眺海の森」の平田町側にあるピクニックランドは、子供から大人まで楽しめる緑豊かなレクリエーション施設。通年そり遊びが出来るチビッコゲレンデや、アスレチック遊具、水遊び広場で思いっきり遊ぼう。グランドゴルフやテニスコート、総合グラウンドなどの施設は、事前に申し込みが必要だ。
約330年前、江戸寛文の頃から伝わる松山藩の伝統芸能。元々は武士の間で盛んだったが、現在は民間演能団体「松諷社」によって継承されている。1月の総光寺での「大寒能」と、6月の歴史公園城門前での「松山城薪能」、及び8月20日の神明神社例祭の「松山能」(無料)にて、一般に能を披露している。