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エヒメアヤメは、アヤメ科の多年生草本で、朝鮮半島、中国東北部など寒い地方に多い北方系の植物です。大陸と海を隔てた本州西部、四国、九州に点々と自生しており、自生の南限地帯となっています。防府市西浦(佐波川河口の田島山南西端の1カ所)は、その南限地帯の一つ。エヒメアヤメは、氷河期に日本列島がアジア大陸と陸続きだったことを示す植物学的な証拠として貴重であり、大陸系遺存植物のひとつです。
防府市中浦湾の東と西の海岸、長さ400〜500mにわたって緑色の岩石(緑色片岩)が見られます。特に西海岸は、岩盤が露出し、岩塊も転がっていて、岩石の特徴がよく観察できます。緑黒色・淡緑色・褐色と色の異なる部分が数cm〜10数cmの幅で縞模様をしていて、縞が幾重にも曲っているものは極めて美しい。
せまい水道をはさんで対岸の問屋口との間に錦橋がかかっている。北側は一部花崗岩で大部分は三郡変成岩からなる地塁状の島。この島は、全国でただ一か所タヌキの生息保護地として天然記念物の指定地に選ばれている。<br>
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