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大原台自然公園は、僧ケ岳林道の途中海抜550m地点の大原山の肩にあり、ここはスキー場の最上部にあたります。公園の奥地広場に旧宇奈月町出身佐々木大樹作の平和の像が、温泉街を見下ろすように巨大な姿を見せています。ここからは黒部の山々や眼下に宇奈月温泉スキー場、宇奈月温泉街、遠くに黒部川扇状地、富山湾、能登半島が眺望できます。
自然岩と自然植生をうまく生かした公園で木々の間を散策できます。公園横の通りに足湯「おもかげ」もあり、広く憩いの場として利用されています。
行基により開基されたと伝えられ、806年に創建されたとされる真言宗の古刹。江戸時代に入ってからは前田侯の祈願所となる。本尊の十一面観音は秘仏。また、境内にある県指定天然記念物のエドヒガンザクラの巨木は春に満開の花を咲かせる。毎年4月の第3日曜日には国の無形民俗文化財である稚児舞が奉納される。
縄文時代中期から後期にかけての遺跡。縄文時代後期の住居跡や集石遺構のほか、ヤモリのような動物を口の部分に取り付けた造形を持つ珍しい深鉢形土器も発見されている。現在は遺跡全体を砂浜で覆い、埋め戻され保存されている。県指定史跡。
黒部峡谷鉄道のトロッコ列車が出発してすぐに渡るのが「新山彦橋」。列車の音が山彦となって温泉街に響くことからこの名がつきました。かつてトロッコが走っていた「山彦橋」は、遊歩道になっており、歩いて渡ることができます。
宇奈月ダムを眼下に望む黒部川左岸の斜面に、樹齢約300年、幹まわり5.5m、高さ約15mの見事なトチの木が3本あります。県指定天然記念物。
法福寺境内にある幹まわり約5m、樹高約13mのエドヒガン桜。枝張りが見事で、毎年4月18日の観音会の頃に花盛りとなる。
百貫山から落ちた雪崩が黒部川に雪橋をなしたもの。5月のゴールデンウィーク過ぎまでは雪の量も多く、新緑との美しいコントラストが楽しめます。鐘釣駅で下車すると、対岸の万年雪展望台から間近に見ることができます。
黒部川が、立山連峰と後立山連峰の間に刻み込んだ峻険な峡谷で、10か所の発電所があります。宇奈月温泉から欅平まで全長20.1kmの黒部峡谷鉄道が、峡谷探勝のトロッコ電車として人気を集めています。大小41のトンネルをくぐり、22の橋を渡る間に、谷間の奔流や天を突く岩壁のスリルを味わえます。