美空ひばりの遺影碑・歌碑
9歳でデビューした美空ひばりさんは、昭和22年に地方巡業をしている途中、大豊町でバス事故に遭い九死に一生を得ました。その後、町内にある国の特別天然記念物「杉の大杉」に「日本一の歌手になれるように・・・」と願をかけました。帰京後、美空ひばりさんは日本一のスターへの道を歩み、14歳の時に、当時お世話になった方々への挨拶をかねて大豊町を訪れ、日本一の誓いも新たに「杉の大杉」に参拝しました。大豊町では、美空ひばりさんゆかりの地として、その業績を称え、いつまでも人々の胸に残るようにと、平成5年5月に杉の大杉のすぐ隣に「大杉の苑」を整備し、遺影碑と歌碑を建立しました。