全日本の観光地へ
中禅寺湖畔に位置し、ホテルや飲食店、土産店などが立ち並ぶ温泉街。秋には風光明媚な町並みが紅葉の彩りを加えしっとりと落ち着いた雰囲気に表情をかえる。紅葉見物した後は、温泉に浸かってリフレッシュできるのも魅力の一つ。紅葉の見頃(10月下旬〜11月中旬)は道路が混雑するので温泉街で1泊したい。
世界遺産の2社1寺がある地域を総称して「日光山」あるいは「日光山内」と呼ぶ。その日光山の歴史は782年、勝道上人とともに始まる。当時の山岳信仰と結びつき、荒れた未開の地だったこの地を信仰の霊場として祀るようになった。東照宮、日光山輪王寺、二荒山神社が鎮座し、1999年に世界遺産に登録。
営業:9時〜18時(11月〜2月は〜17時)入館〜各30分前 その他:年中無休
ガラスの芸術家、エミール・ガレの作品を展示。植物学者でもあったガレの描く植物はリアルで、ガラスの上で生きているかのよう。多様な表現を持つ作品の数々に、目も心も奪われる。併設のカフェの窓からは、ガレの愛した山野草が植えられた中庭も。モダンなカフェで、アートに浸る優雅な時間を過ごしたい。
営業:10時〜24時(入場〜23時) その他:年中無休
8000坪という山林の広大な敷地にある「大鷹の湯」は五ッ星源泉に選ばれた本物の源泉・天然温泉で、国内でも珍しい豊富な湯量を誇る。リフレッシュコーナーの「フェイシャルエステ」(3000円〜)や、約15分浸かるだけでダイエット効果が期待できる「セラミック砂風呂」(2000円・各税別)も是非。
営業:10時〜22時(入館〜21時) その他:年中無休
緑濃い山々を見渡すロケーションにたたずむ日帰り温泉施設。肌に優しい泉質が魅力で、湯量豊富な源泉は流しっぱなしという贅沢さ。自慢の露天風呂は、高台から張り出すように造られているため、その眺望は抜群。温泉の後は大広間で休憩したり、栃木県出身の画家の絵画を展示したギャラリーを見学しよう。
営業:6時30分〜21時 休業:不定
福渡の温泉街から吊橋で対岸へ渡り、さらに下流の林の中に向かって数分歩くと見えてくるのが不動の湯。水着着用は不可だが、タオル(要持参)を巻いて浸かる場合は、あずまやになっている脱衣所で着替えを。ダルマ型の湯船は広々として快適で、ぬるめの湯なので、自然の木々とせせらぎに耳を傾け半身浴も。
営業:10時〜18時 定休日:木 休業:定休日が祝日の場合は営業
那須街道沿いのハーブ専門店。店内にディスプレイされたハーブ関連のグッズは、健康状態に合わせて調合してくれる人気のハーブティーをはじめ、エッセンシャルオイル、ドライハーブなど1300種類。オーナー夫妻は健康のためのアドバイスができる、メディカルハーバリストなので、気軽に相談してみて。
営業:10時〜17時 休業:1月〜3月、営業期間中は不定
藍染め作家、渡辺興・基子夫妻のアトリエ兼ギャラリー。モダン和テイストのギャラリー内には、卓布、障布、洋服、照明等の作品が展示されている。雄大な自然の中に藍染めがさげられた広い庭も、都会では味わえない贅沢な空間。きっと、藍と高原の風を新鮮に感じとることができるはず。ハンカチ1260円〜。
営業:9時30分〜18時 定休日:水 休業:1月〜2月月〜木休、定休日が祝日の場合営業、8月無休
ご主人が丸太で造った店内には、かわいい猫グッズがいっぱい。作家ものや、わちふぃーるどのダヤンなどをはじめ数百点にも及び、常に新しい商品も登場する。店内ではお茶やコーヒーがセルフサービスで飲めるのが嬉しい。ゆっくりと時間をかけてお気に入りの一品を探したくなる、そんな心和むお店である。
日光山を再興した、慈眼大師天海の門弟たちが彫ったと伝えられる地蔵群。含満ヶ淵の探索路沿いに並び、かつては100体ほどあったが、明治の大洪水で何体かが流失し、現在約70体が残っている。百地蔵、並地蔵などとも呼ばれ、みんな似たような姿なので、数えるたびに数が違うことから化地蔵といわれている。