出島和蘭商館跡
公開:8:00〜18:00季節によって延長あり 休業:無休
長崎開港以来,ポルトガル商人は,市内各所に市民と同居していたが,1634(寛永11)年幕府は日本人との同居を禁止し,出島と呼ばれる人工島に彼らを隔離した。広さ1万3000平方mの扇形の出島は周囲に土塀をめぐらし,出入口はひとつの橋だけであった。現在は,その跡に,1820年頃の出島を模した約15分の1の模型が作られている。遊女部屋,通詞部屋など43棟の建物,旗竿,洗濯場などが,当時の様子を物語っている。平成12年4月には西側五棟が復元公開された。