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平安時代初めにひらかれ、以来1000年にわたって敦賀と越前を結ぶ幹線道路であった歴史の道です。往時には紫式部や道元、松尾芭蕉などの著名人も行き来しました。
滋賀県の近江塩津と敦賀をつなぐ道で、かつては延喜式に規定された北陸道諸国貢物の輸送ルートでした。万葉歌人・笠金村や紫式部もこの道を越え、歌を残しています。
春になると金崎宮境内から天筒山にかけてたくさんの桜が咲き誇り、4月上旬には「花換まつり」が行われます。
根回り3.98ｍ、樹高約5ｍを呈し、根元から4幹に分岐しさらに7本に分かれているという、特徴ある樹形を示す老齢雄株巨木。従来、隔年毎に開花する傾向を持ち、極めて旺盛な樹勢を示す貴重な記念物です。東浦海岸地帯は対馬海流の影響で雪が少なく、年間平均気温も摂氏15度を下らないなど、ソテツの育成条件に恵まれています。
敦賀半島先端。高台に立つ白い灯台は明治14年、日本で初めて日本人のみの手で建設された西洋式の灯台です。
敦賀湾の西側に位置する西浦海岸は、ドライブに最適で、美しい景色をお楽しみいただけるエリアです。松尾芭蕉も「おくのほそ道」のしめくくりに、西浦の色ヶ浜にとどまり、数々の句を残しています。また、沿岸一帯は海水浴場となっており、夏になれば県内外から美しい海を求めて訪れる観光客で賑わいます。
杉津海岸のリアス式海岸にマッチした丘陵地帯，大蛇の住んでいたと称する穴がある。
豊富な昆虫相が見られる池河内湿原の中に阿原ケ池があり、敦賀平野を流れ敦賀湾に注ぐ笙ノ川の源流です。洪積世後期に、東と南から川の土砂が流出して小規模な扇状地を形成し、南東部が堰止められてできた湖沼が、阿原ケ池といわれています。
敦賀半島の先端近く、明神岬の付け根にたどり着くと、右手に猪ケ池が現れます。周辺は野鳥の宝庫で観鳥小屋もあり、野鳥の生態が観察できます。
豊富な昆虫相が見られ、さらに鳥類の繁殖、休憩地としてよい生息環境となっているなど「阿原ケ池（あわらがいけ）」を中心とする湿原一帯は、県の自然環境保全地域に指定されています。