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「古池や蛙飛びこむ水の音」
「新藁の出初て早き時雨哉」
芭蕉の高弟で蓑虫庵の庵主土芳の墓。
「冬籠りまたよりそはん此はしら」
「さまざまの事おもひ出す桜哉」。
松尾芭蕉は伊賀上野生れ。年少の頃伊賀藤堂新七郎家に仕えたが青年期に江戸へ。深川に庵を結び、俳諧修行。蕉風俳諧を確立し、俳聖と崇められた。また各地を旅す。紀行文の代表作に『笈の小文』『おくのほそ道』。
匠案濱邊萬吉/自然/注日従天謂道/従道謂自然牟と書かれている。
「しぐるるや田のあらかぶの黒む程」
「さまざまの事おもひ出す桜かな」
平安後期の作。本尊薬師如来の脇侍。高さ共に103cm。もとは彩色があったが、今は素地があらわれ、木目が見えている。