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ミュージアムパーク茨城県自然博物館

ミュージアムパーク茨城県自然博物館

茨城県坂東市大崎700番地

ミュージアムパーク茨城県自然博物館は、「過去に学び、現在を識り、未来を測る」を基本理念に平成6年11月13日にオープンしました。当館の特徴は大きく分けて3つあります。一つめは、茨城県最大の自然環境保全地域である菅生沼に隣接した雑木林・谷津田など里山環境を合わせ持つ15.8ヘクタールに及ぶ広大な敷地です。この豊かな自然環境は、そのまま、本館で学んだ知識を体験できるまたとない自然体験学習の場となっています。二つめは、来館者が“46億年の「時と空間の旅人」”となって、宇宙の進化と地球の生いたち、自然と生命の不思議な営みについて展開するストーリー性のある本館展示です。順路に沿って進みながら、いつの間にか地球46億年の歴史をひもといている自分を発見する事ができるでしょう。三つめは、ミュージアムパークと名前がついておりますように、公園のように気軽で楽しい雰囲気にあふれ、いつでも・だれでも・自由意志で学べる、まさに生涯学習時代にふさわしい地域のコミュニティスペースとして機能していることです。どうぞこの機会に来館され、ご自身で進化する博物館を体験していただければ幸いです。常設展示室(5部門)「宇宙・地球・自然・生命・環境」企画展示室年3回程度の企画展開催屋外施設無料駐車場約1,000台有り

富士見の馬場

富士見の馬場

茨城県坂東市岩井2245-5

市街の四ツ家から岩井第一小学校に向かって進むと、右側に小さな緑地があり、ここを「富士見の馬場跡」と称しています。この地を基点に北へ700m、幅22mの直線路があり、道の両側に松並木が続いていたと語り継がれています。今から1100年前の書物『延喜式』によると、諸国の牛馬牧として39牧の名称が記録され、そのうちの18牧が兵部省管轄の官牧でした。下総国には馬牧4、牛牧1が数えられました。平将門の領内には大結牧と長洲牧があったことから、将門は官牧の牧司を兼ねていたのではないかといわれています。『将門記』には、百騎を超える騎馬隊を組織し、合戦の場で効果的に用いている場面が描かれています。当時は、ほとんどが自然の状態で飼育された野馬でしたので、人が乗り、使役のためには調教する馬場と厩が必要でした。富士見の馬場は、調教を目的に開設され、やがて将門によって軍馬の調練の場として活用されたことは<野馬追い>行事の継承を通して想像することができます。鎌倉時代は、猿島地方も戦乱の中に組み込まれました。豪族たちはもちろんのこと、その旗下にあった農民たちも、戦場に出陣するために馬を飼い、そして馬を求める馬市が立ち、その取引の場所となったのが、富士見の馬場であったことも伝えられています。

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