全日本の観光地へ
かまぼこメーカーの工場で,最近人気のかまぼこ工場見学ができる。売店もあり,お土産にもよい。
敦賀まつりに使われる山車(やま)を展示しています。ビデオプロジェクターとスライドを使った迫力のある山車巡行の映像が見られます。2階には山車を飾る甲冑や能面を展示、大和田銀行初代本店の建物を利用した別館には、戦国の敦賀城主・大谷吉継のコーナーも設けられています。
敦賀の歴史資料や民俗資料、郷土ゆかりの近世絵画等を収蔵・展示する博物館。昭和2年に完成した旧大和田銀行本店の建物を活用しています。旧大和田銀行本店は、郷土の偉人大和田荘七によって建てられ、かつては銀行建物ながらレストランや公会堂を備えるなど、地域住民にひらかれた施設でした。現在修復工事のため休館中。
敦賀湾の東岸東浦のみかんは江戸時代にはじまり、明治末〜昭和初期にはロシア沿岸地方へさかんに輸出された国際港つるがの歴史を象徴する作物です。酸味と甘さのバランスがよくコクのある味が特徴です。美しい海岸線を見ながらみかん狩りが楽しめます。
白砂青松のコントラストが美しい、「気比の松原海水浴場」。日本三大松原のひとつで、毎年大勢の海水浴客で賑わう人気の海水浴場です。浜茶屋もたくさんあり、子供向けの海上遊具などの設備もあるのでカップルや家族連れまで、幅広い層に人気の海水浴場です。
「おくのほそ道」の旅で敦賀を訪れた芭蕉が金ヶ崎を訪れ詠んだ俳句「月いつく鐘ハ沈める海の底」が刻まれています。この句が「おくのほそ道」に載らなかったことを惜しんだ敦賀の俳人白崎琴路が宝暦11年(1761)に建立したものです。
朝鮮半島から渡来した鐘では国内最古のもので、銘文によれば唐の太和7年(833)、新羅の国で作られたものです。この「朝鮮鐘」(国宝)は、豊臣秀吉の命により、大谷吉継の手で慶長2年(1597)に、常宮神社に奉納されたと伝えられています。
元治元年(1869)尊皇攘夷の旗を掲げ京を目指した、武田耕雲斎を総大将とする水戸天狗党は、敦賀の地で幕府軍に降伏しました。その翌年、耕雲斎はじめ353名が斬罪に処されました。小高い塚の上で松の緑に囲まれた墓碑は、幕末の悲劇を今に伝えています。
「おくのほそ道」の旅で敦賀を訪れた芭蕉は、旧暦8月16日西行法師の歌枕の地であった色ヶ浜を訪ねました。作中、「侘しき法花寺」として登場する本隆寺には芭蕉の句碑が立てられています。
勝海舟が松原を訪れた際に明治天皇の巡幸を回想して詠んだ漢詩がきざまれている。