小浜城址
福井県小浜市城内1丁目
1601(慶長6)年京極高次が築城し,その後,1633(寛永10)年に酒井忠勝の居城となって明治まで続いた。現在は石垣が残るだけ。本丸跡には酒井公を祭る小浜神社が立っている。◎京極高次(1563-1609)浅井氏に属したが1573年浅井長政滅亡後,織田信長に属す。本能寺の変後明智光秀に与したが豊臣秀吉に追われ若狭に逃れる。江戸幕府成立後若狭国小浜城主となった。◎酒井忠勝(1587-1662)江戸初期の大老・老中。三代将軍家光を補佐し名臣の誉れ高い。家光の死後出家。小浜十二万石の酒井家祖。