全日本の観光地へ
やちむんの里の読谷山焼北窯は、与那原正守、宮城正亨、松田米司、松田共司さんたちの共同窯。ここでは4人の作品が割安で売られている。それぞれの陶器が見て触れて選べるし、ギャラリーよりも気軽にのぞけるのでおすすめ。湯呑みや小鉢などを扱う売店の隣は工房なので作業のじゃまにならないようにしよう。
一風変わった雰囲気を持っているショッピングモール。Tシャツや食料品などの輸入品、迷彩服など米軍の珍しい放出品が店内にギッシリと詰まっており、まさになんでもありの無国籍状態。値段もリーズナブルなので、気軽に足を運んであれこれ眺めて見るのも面白い。店の外観も灰色に黄色と不思議な雰囲気。
人工衛星との通信業務を担う施設だが、誰でも自由に見学ができる。衛星に関する展示室や宇宙情報ルームなどがあり、衛星やロケットなどのビデオ視聴も可能である。沖縄宇宙通信所の中で一番大きなパラボラアンテナ(直径30m)を眺めていると、広大な宇宙への好奇心が掻きたてられる気持ちになるかも。
1970年前後のベトナム戦争時代に栄えた地域。通りは横文字の看板だらけ、米軍人が毎晩遊び歩いていた眠らない街だった。そんな華やかな時代とは裏腹に、現在は哀愁ただようひっそりとしたたずまい。切ないがアバンチュールが似合う街。元祖「タコライス」発祥の地というのは意外と知られていない。
沖縄の代表的ビール「オリオンビール」の製造はこの工場で行われていて、ビールの製造過程が見学できる。オートメーションシステムで次々とビールが誕生していく様子は、面白いので見ていて飽きない。見学後はゲストルームでビールを飲みながらビデオ鑑賞。夏の暑い日だと、なおさらに最高のひとときだ。
タイの木造建築をお手本とした店舗は、アジアな雰囲気がただよう。商品はアジアの織物、服などの布地が中心。大物から小物まで数多く揃ったタイ製の素焼き鉢や水瓶などと、東南アジアからの輸入雑貨や、シルクショール、アクセサリーが充実。素朴でキッチュな小物が揃っている。また、喫茶も併設している。
沖縄国際海洋博覧会の跡地を利用したテーマパーク。園内にある「オキちゃん劇場」ではオキゴンドウやミナミバンドウイルカの楽しいイルカショーが見られる。他にも多種多様なランが咲き誇る温室をもつ熱帯ドリームセンターや、世界最大級の水族館「沖縄美ら海水族館」など見どころは多い。
かわいいダチョウの赤ちゃんを間近に見学できるユニークな牧場は全国でもここだけ。生まれたての赤ちゃんから成鳥まで、約60羽のダチョウに出会える。背中に乗って写真を撮ってみるのも楽しい。ミュージアムショップではダチョウの卵なども販売。レストランではダチョウのステーキや、お刺身も味わえる。
風光明媚な塩屋湾に浮かぶこの橋は1999年に完成したもの。古くは赤橋を使っていたこの地だが、景観を考えて設計されたこの大橋により、北部の観光スポットのひとつになった。夜に浮かびあがるシルエットもキレイなのでデートやドライブコースには最適のスポットだ。昼も橋上からの眺めは気分がいい。
本部はリュウキュウ藍の産地。藍工芸家の城間さんはそこに工芸館を設立させた。軽食もできる工芸館の中は木造で落ち着いた雰囲気。のれんやタペストリーなどの作品を展示販売している。中でも藍染の服に帽子、アクセサリーの種類の豊富さにびっくりしてしまう。工房では藍染めの体験も受付けている。