全日本の観光地へ
桜のチップで燻製にした『串坊』や、酒粕で漬けた『ひっぽろ漬』(各683円〜)は、真珠貝の貝柱を使ったオリジナル商品。他にもイチゴジャム、しそジュースなど「無添加・無着色・保存料なし」の自然食品も自慢の逸品だ。1月頃〜5月頃にはいちご狩り(1000円〜・季節により異なる)も行っている。
集落からはずれた森の中にたたずむ「大日堂」。その中には、鎌倉後期に作られた大日如来の座像が安置されている。これは昔、源頼朝の家来である三浦新介が流され、宮潟浦に着いた際に、新介のかぶとの中にあった守り本尊だという。また、旧暦の1月28日の前の土曜には家内安全を祈願する大日祭も開かれる。
肉処「力也」に併設する「伊勢徳利倉」。倉の中には、江戸後期から昭和前期までに使われていた徳利が展示されている。天井から垂れ下がっていたり、棚の上に並べてあったり、ところ狭しと飾られており、その数はなんと7000本以上!さらには倉の中に収まり切らず、入り口前にまでズラリと置かれている。
恵比寿ヶ丘にある「恵比寿神社」に満面の笑みを浮かべて腰掛けている守り神。目の前に広がる大矢浜を見守っているえびす様は、昔から大漁と海上安全に恩恵があると言われている。鼻だけ削られているのが特徴で、地元ではえびす様の鼻を削ってお守りにすると、いち早く良い漁場につけると言われているとか。
伊勢神宮内宮側から標高555mの朝熊山を縦走し、鳥羽へと続く16・3kmのドライブウェイ。中間地点にある展望台からは、伊勢志摩の海を眼下に日本アルプスの山々だけでなく、晴れた日には富士山の絶景を見ることもできる。また、売店や鳥羽側のドライブインでは伊勢志摩の土産物なども販売している。
海抜819メートルの経ヶ峰は、春の桜やレンゲツツジ、秋には紅葉が楽しめる手軽なハイキングコースとして親しまれている。登り口はバス停経ヶ峰口、高野出口など3カ所にあり、山頂までは約2時間。登りきった山頂には展望台があり、ここから眺める伊勢平野の大パノラマは壮大で、気分も爽快になるはず。
奇岩が並ぶ峡谷で、上流から奥瀞、上瀞、下瀞と分けられている。特に自然景観が美しいと言われる下瀞では、その巨大な岩壁の間をぬうようにウォータージェット船で巡ることができる。船上から眺める景色は変化に富み、荘厳な場面が息つく間もないほど迫ってくる。四季によって変わる表情も楽しみだ。
黒部峡谷と並ぶ秘境として知られている大杉谷。吉野熊野国立公園内にあり、滝や渓谷、くらと呼ばれる絶壁が連なって、今も原始的な景観を色濃く残している。特に岩の割れ目にそって流れ、7つの滝と滝壷が連続する名瀑「七ツ釜滝」や、高さ110メートルの絶壁「大蛇くら」は迫力があって見応え抜群。
「二軒茶屋餅角屋本店」のすぐ裏にある資料館。昔、黒砂糖の保存庫だった蔵を資料館として公開していて、館内には大福帳、酒壺、餅づくりの道具など、角屋の創業400年の歴史を物語る民具が展示されている。また、事前に予約を入れておけば、当時の様子を語りながら係の人が館内を案内してくれる。
敷地内から湧き出る源泉「蘇民の湯」は、お肌がつるつるになる美肌の湯。湯船から目の前に広がる海絶景や、縁結びスポットとして有名な興玉神社の「夫婦岩」が望めるよ。おかげ横丁、伊勢神宮内宮、鳥羽水族館へは車で15分。伊勢、鳥羽からのアクセスも良好だから観光スポットで遊んでから立ち寄るのも◎。