『白い人』でカソリック作家として出発した遠藤周作は、昭和41年長編小説『沈黙』を発表、黒崎を舞台としたこの作品は、世界中で高く評価された。「人間がこんなに哀しいのに、主よ海があまりに碧いのです」と刻まれた文学碑の言葉は作中人物の口を借りた作者のため息であろう。
長崎県長崎市西出津町
(1)長崎駅からバスで
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