小姓小路の南を通る小道、日向平武家屋敷跡は13戸の侍屋敷がありました。道の両側には畑や田地が並行し、三日干川(日向平川)が流れ、丘を越えると鈴田や三浦の山が望まれます。その道中にある中尾元締役旧宅は、文政9年(1826)より中尾半兵衛の住まいとなりました。主な建物は殿様用の玄関・通用の玄関・勝手口・大広間・次の間などがあり、天窓も造られていました。その他、井戸や離れには土蔵もあり、東側には農耕用の納屋、馬小屋などがありました。
長崎県大村市玖島2丁目
(1)バスで(本小路下車、徒歩5分)
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