楠本正隆は、天保9年(1838年)城下の岩船に生まれ、藩主大村純熈の側近として仕え、幕末の倒幕運動においても、大村藩三十七士の中心人物の一人として活躍しました。また明治時代の日本の建国の志としても活躍しています。この屋敷は、正隆によって明治3年に建てられたもので、近世武家屋敷の形態を残し、ほぼ完全な形で残っていたものです。このような屋敷は県内でも少なく、貴重な文化財ともいえます。現在では、屋敷と庭園が修復され、一般に公開されています。
長崎県大村市玖島2丁目291-4
備考:大人(高校生以上)200円小中学生(小・中学生)100円
無料:10台