古くから「水の街」として知られる島原市には,数多くの湧水ポイントがある。そのほとんどが,寛政4年(1792年),雲仙岳の噴火による地震に誘発され,湧出し始め,湧水量は一日22万t。なかでも,市民と関わり深いのが「浜の川」。海岸部の白土桃山地区に湧く水で,飲み水や洗い物に使われている。湧出口のすぐ下は,4層に区切られた洗い場で,食品の洗い場,食器のすすぎ場というように,用途が決められている。日本名水百選。
長崎県島原市
(1)長崎空港からバスで
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