命を賭して維新回天に尽力した慎太郎の魂がここに甦る。徳川の幕政が弱体化し、武家社会の矛盾がやり場のない怒りとなって民衆の心を動揺させていた時代、幕末。その幕末に中岡慎太郎は生まれ、疾風のごとく生き、そして死んだ。わずか29年と7ヵ月の短い生涯ではあったが、維新に果たした功績は計り知れない。誰もが着眼しえなかった薩長連合を坂本龍馬と共になし遂げたばかりでなく、計幕の為の公家どうしの協力体制を築いたことなど、一片の私心があるのではなく、公憤に燃え国事にその生涯を捧げつくした証左であろう。中岡慎太郎館は、その様な中岡慎太郎の生きざまを史実に基づいて、鮮烈に、リアルに再現した歴史館である。秀才と呼ばれた慎太郎。農民の心の痛みのわかる慎太郎。天下の志士と渡り合った慎太郎。故郷を捨て、死を賭してまで維新回天に命を燃やした慎太郎。文武を極め、激動の時代を己の信念通りに生き抜いた彼の気骨が、夢が、喜怒哀楽が、今ここに奇蹟のごとく甦る。
高知県安芸郡北川村柏木140
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建築年代1:1994
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