白壁、安芸瓦の屋根にひときわ印象的な野良時計の姿。のどかな田園風景と相まって、まるで一幅の絵のようにも見える。ローマ数字の文字盤がハイカラなこの時計は、まだ時計が一般に普及していなかった明治20年、地主の畠中源馬がアメリカ製の八角時計を分解、組み立てて仕組みを学び、分銅や歯車を独学で製作したという手作りの超大作だ。民家なので内部見学は不可。
高知県安芸市土居
(1)高知バスターミナルからバスで
(2)ごめん・なはり線安芸駅からバスで(野良時計前下車)
建築年代1:明治20年頃
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