高知市の街路市は、遠く藩政時代の元禄3年(1690年)に開設されたといわれ、月、土曜日以外は年中市内のあちらこちらで市が開かれている。特に高知城追手門から続く追手筋で開かれる日曜市は街路の片側にその延長1キロにおよび、野菜・日用品はもとより古物・骨とう・植木・庭石・金魚などの生きものまで並び、土佐弁のやりとりで賑う昔ながらの素朴な市で、地元の人のみならず土佐ならではのショッピングに人気が高い。
高知県高知市追手筋一帯
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