池水を用いないで、自然の風景を象徴する枯山水の様式による庭園である。江戸初期の作庭といわれ、滝組み・三尊石・石橋・中島などその配石に苦心のあとがみられ、多分に桃山式の手法がうかがわれる名園である。その形式から鶴亀の庭ともいわれている。また、遠く外景を取り入れた、借景の手法も注目に値する。
愛媛県宇和島市丸穂町甲1140
(1)宇和島駅から徒歩で
築庭年代:江戸初期
備考:無料
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