古く藩政時代から伝わる民衆の素朴な風習を昭和41年度に観光事業化。晩夏から仲秋にかけて、涼しい川風の渡の肱川の河原を座敷として、大洲自慢の夏芋を炊きながら舌の上でとろけるような味を楽しむという趣向。三百年の伝統があり、大洲独特の秋の風物詩となっている。市の中央を流れる肱川の河原へ各農家から収穫した夏芋を持ちより、奥さんが炊き、その間、主人達は相談ごとをする。この風習が観光事業化されたものである。
愛媛県大洲市柚木如法寺河原
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