1,800メートルにわたって第三紀層に属する粘土質岩が露出し、その中に扶桑木と呼ばれてきた埋れ木(遺体植物)の露頭が見られる。その樹種は、メタセコイヤ、トガサワラ、オオバラモミ、ハンノキ、マンサクなどで、約100万年以前に繁茂した古代植物である。その他にカエデ類、ミズキ類、ヤナギ類などの葉や実、淡水産や汽水域産の貝殻の化石も発見され、学術上貴重なものである。
愛媛県伊予市森
(1)JR伊予市駅から車で
時期:通年
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