宇和海に面した南予の沿岸地域には鯨塚が6基ありますが、そのうち3基がこの明浜町に残されています。天保の飢饉の時、村民の窮地を救った鯨は今も「鯨塚」として浜辺に3基、海に向かって立てられています。中でも高山地区のものは、宇和島藩主伊達春山公の御沙汰により、「鱗王院殿法界全果大居士」と殿様級の戒名がつけられ、地元では「鯨様」と呼んで親しみあがめています。
愛媛県西予市明浜町高山
(1)卯之町駅からバスで
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