別名富岡城浮亀城ともいう。築城年代は不明だが、天正年間(1573-91)の城主に新開道善がいて、土佐の長宗我部元親と戦っている。のち道善は元親の軍門に降るが、元親は阿波を平定すると道善主従を丈六寺へ呼び出して謀殺する。蜂須賀氏入国後は、阿波九城の一つに数えられるが、元和の一国一城令で廃城となった。
徳島県阿南市富岡町トノ町24-3
(1)阿南駅から徒歩で
時代:室町後期
-
-