もともと長府の国分寺跡にあったものを、明治23年(1890)に廃寺となっていた大隆寺後の現在地へ移転したものです。昭和20年の空襲で、本堂などの建物は焼失したが、寺宝である「絹本着色十二天曼荼羅図(けんぽんちゃくしょくじゅうにてんまんだらず)」と「木造不動明王立像」(ともに重要文化財)は、奈良に疎開していて無事残されています。境内には、地蔵堂、不動堂の他、油をかけて願をかける「油かけ大黒」や正一位稲荷神社などもあります。
山口県下関市南部町4-1
(1)JR下関駅からバスで
「唐戸」バス停から徒歩で
(2)下関ICから車で
創建年代:天平15年(743年)、明治23年(1890年)に現在の地へ移転
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