毛利隆元が、後奈良天皇に再建の綸旨を賜って、この寺を由緒ある大内氏館跡に建立し、大内義隆の菩提寺としたものです。この後、明治14年(1881年)に本堂が焼失したため、その再建に際し、氷上山興隆寺の釈迦堂を移築したのが現在の本堂です。本堂の建立は、その様式などから室町時代後期といわれています。桁行5間、梁間5間で、入母屋造り、内部の大虹梁、板蟇股、ケヤキ材の胴回り約150cmの太い丸柱など、当時の大内氏の財力をうかがうことができます。
山口県山口市大殿大路119
(1)JR「新山口駅」からバスで
「県庁前」バス停から徒歩で
(2)中国自動車道小郡ICから車で
時代:室町時代
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