建久8年(1197)鎌倉幕府から仁保など6ヵ庄の地頭職に任じられた平子重経が、周防に下向し、仁保の地に居館を築き、政務を執っていました。重経は正治元年(1199)将軍源頼朝の死によって、その菩提を弔うためにこの寺を建立したものです。寺号は源家の永久安泰繁栄を願い、仁楽山源久寺と名づけたといわれています。寺には寺宝として阿弥陀如来像、平子重経像、仁保弘有画像、三浦家伝来の兜などが伝わっています。
山口県山口市仁保下郷土井2910-1
(1)JR「新山口駅」から列車で
JR山口線「仁保駅」から徒歩で
(2)中国自動車道山口ICから車で
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