護国山東光寺は、元禄4年（1691）に3代藩主毛利吉就が萩出身の名僧慧極を開山として創建した全国屈指の黄檗宗の寺院で、大照院と並んで毛利家の菩提寺である。総門、三門、鐘楼、大雄宝殿はいずれも国の重要文化財に指定されており、名刹の面影を残している。本堂裏の毛利家墓所は国指定の史跡で、吉就から11代までの奇数代の藩主とその夫人及び一族、関係者の墓があり、墓前には藩士が寄進した500余基の石灯籠が立ち並ぶ。このほか殉難十一烈士墓、維新志士慰霊墓八基などがある。寺宝類も多く、長州藩御用絵師の雲谷派の絵画、県指定有形文化財の木額、柱聯、傍牌などがある。また、毎年8月15日には万灯会が行われている。
山口県萩市椿東1647
(1)東萩駅から徒歩で
料金／時間／休業日、●拝観料大人200円小人80円（30人〜99人団体大人180円小人70円）（100人以上団体大人160円小人60円）●拝観時間8:30〜17:00●無休
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