防府天満宮大専坊は、南北朝時代(1336〜1392年)から明治初年にかけて防府天満宮の別当坊として、神社の経営に大きな役割を果たしました。社寺などを中心となって支配する官職を別当といい、その場所が坊です。天満宮には、別当坊としての大専坊のほか、全部で9つの坊がありました。明治初年の神仏分離令によって、坊の建物の多くは壊されたが、大専坊は壊されることをまぬがれ、旧境内地は天満宮が買収して現在に至っています。
山口県防府市松崎町14-1
(1)JR山陽本線防府駅から徒歩で
時代:室町時代
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