嵩山中腹にある帯石観音は、弘法大師がここで霊石を見出し、その形が女性の岩田帯を結んだように見えるところから、安産の為の堂宇を建て、千手・不動・毘沙門の三尊を安置し、堂宇横の巨岩に「南無阿弥陀仏」の6文字が刻まれ、帯石と名づけられたといわれています。その後、妊婦が岩田帯をもって参拝し、帯祝の御祓いを受ける安産祈願の場所として賑わうようになりました。春には桜、秋には紅葉に彩られ、老杉茂る古刹です。
山口県大島郡周防大島町日前帯石
(1)JR山陽本線大畠駅からバスで
「日前」下車から徒歩で
(2)山陽自動車道玖珂ICから車で
その他
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