田布施町蓮華寺に安置されています。ヒノキを材とした一木彫り寄木造りで、仏像の高さは78cmです。像の中に墨で書かれた銘文があり、1350年に「大仏師沙弥仏性」がつくったことがわかります。はぎ目がいずれも竹釘やかすがいで、像の解体が可能であるため、木寄せの模様がみてとれます。南北朝時代につくられていますが、鎌倉時代の仏像の特色をのこす写実的なものです。
山口県熊毛郡田布施町上田布施2477
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時代:南北朝時代
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