かつて捕鯨基地として栄えた青海島の東端、通(かよい)港に近い向岸寺(こうがんじ)の隠居所静月庵境内にある鯨墓は、1692年(元禄5)、鯨を供養するため通浦鯨組の布施によって建てられた石塔。子鯨を思う親鯨の情を哀れみ、村人達が捕えた日を命日として戒名をつけ菩提を弔ったもの。
山口県長門市通
(1)JR山陰本線長門市駅からバスで(通方面行きバス「通漁協前」下車)
時代:江戸時代
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