元禄のころから伝わるという珍しい漁法。地元の人はこの漁を「石がま揚げ」とも呼ぶ。漁には寒中に10人以上が総がかりで当たる。石がまの前面に沈められている捨石。ここに群れているフナやコイを石がまのなか(魚道)に追い込む。上部に開けられている穴から棒(つつき棒)でつつき,胴函(捕獲部)まで追い込む。最後に,落とし穴を下ろして魚の退路を断ち,たも(網)ですくいとる。
鳥取県鳥取市湖山池
(1)鳥取駅からバスで(青島公園下車)
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