不動ヶ嶽は、戦国時代にたびたび激戦が繰り返された古戦場です。大永4年に尼子経久が伯耆進攻の折り攻め落とし、その後毛利方が尼子の本拠地富田城攻略のため、この地に武将香川光景を進駐させました。その時尼子の将福山ビ肥後守は、頽勢を挽回しようと出撃しましたが、ついに敗北するに至りました。この決戦については陰徳太平記が述べています。如来堂があった土居の内付近には、不動ヶ嶽の戦没者の墓か、多くの五輪塔や宝筐印塔が散在しています。
鳥取県日野郡日野町中菅
(1)黒坂駅から徒歩で
時代:1564
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