大阪は古くは「難波」と呼ばれ、日本の焼き物の原点である「須恵器」の誕生地として知られている。そこで、大阪の人工島に平成10年にオープンしたのが舞洲陶芸館。関西空港の建設工事で不要になった大量の海底粘土で創る「難波津焼」の技術を幅広く紹介し、伝えている。本館棟には電動ロクロや手動ロクロを備えた実習室をはじめ、粘土を創る粘土生成室、釉薬室、展示室、登り窯や穴窯などを完備。手びねりの作陶や絵付けを気軽に体験できる体験工房をはじめ、初心者を対象とした3ヶ月間の「一般工房」、中級者以上の「中級工房」や「研究科工房」、プロの陶芸作家も学んでいる「難波津工房」など様々な製作コースがあって、目的別に楽しめる。
大阪府大阪市此花区北港緑地2-2-98
(1)●JR環状線、西九条駅下車、市営バスに乗換え、81系統舞洲スポーツアイランド行西九条からバス(35分)●JR環状線、西九条駅でJR桜島線(夢咲線)へ乗換え、桜島駅下車、アクティブバスに乗換え桜島駅からバス(15分)
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