二つの山が寄り添うように並ぶ二上山を背にして参道を歩いていくと、下拝殿がある。そこから、さらに石段を登ると上拝殿があり、その奥に本殿と摂社、未社が並ぶ。「みぐくるみたま」という名は、「水泳御魂(みくくるみたま)」、つまり水を司り、山からの水を土地に配分する神を祭るということに由来している。創建は、崇神天皇、祭神は大国主命である。本殿の背後には、昔から神奈備山と呼ばれ、奈良の三輪山のように山そのものが御神体で、人々から崇敬されてきた。
大阪府富田林市宮町3丁目2053
(1)近鉄長野線「喜志駅」から徒歩で
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