寿永2年(1183)木會義仲が,部将仁科守弘に築かせた城。北は越前平野を一望にし,南は木ノ目峠を経て,近江へ抜ける交通の要地。城跡は,新羅神社の背後愛宕山の尾根。援軍にきた平泉寺長史の斎明が,利あらずと急に寝返り,平家へ内通したので,平家に破られた。南北朝のころ,今庄入道浄慶が居城する。
福井県南条郡南越前町今庄
(1)今庄駅から徒歩で
時代:奈良
-