疋田南西部の、集落後背の丘陵地(標高約100m)に築かれた平山城です。文明年間(1469〜1487)に朝倉家臣・疋壇対馬守久保が築城したといわれています。疋田は、近江から越前に入る海津越、塩津越、柳ヶ瀬越の3街道が集まる地点で、古くから交通の要衝でした。この点を考えて、当時の支配者・朝倉氏が越前南端のおさえとして、また領国の前衛拠点としてここに部将を配置し、城を築かせたものと考えられています。
福井県敦賀市疋田
(1)JR新疋田駅から徒歩で
(2)JR敦賀駅からバスで(コミュニティバス「愛発線」疋田下車)
疋田から徒歩で
(3)北陸自動車道・敦賀ICから車で
時代:室町時代
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