加賀三代藩主前田利常が隠居城として築いたものだが、珍しいことに、元和元年(1615)の一国一城令が出されてから24年後の寛永16年(1639)の築城であった。利常はすでに家督を子の光高に譲って隠居の身であったことから、幕府も利常のたっての願いを止むなく聞き入れたといわれている。城址は今、小松高校の敷地になっており、天守台跡の石垣が残されている。天守台跡の石垣は市指定文化財。
石川県小松市丸の内町
(1)JR小松駅からバスで
時代:江戸
備考:無料
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